「もう限界です」購入者エピソード4
2024年11月11日
地元一宮市のM様から口コミでご紹介いただきました
エピソード2でご紹介した、「買いに来ちゃった」M様が口コミを広げてくださったことで、お問合せいただいたK様のお話です。
突然スマホに電話が…
ある日の昼下がり、一宮市のM様から紹介を受けて電話番号を聞いたという、お隣稲沢市のK様から直接スマホに電話がありました。「気になってるんですが、市役所や市民病院にもあるって聞いてますがまだ試せてなくって」との内容でしたので、ご自宅が会社から近いこともあり、その足でお宅までサンプル機を持参しました。K様宅に伺うと、いろいろと状況を聞かせてくださいました。
お母様がいない?
使用を検討しているのはK様のお母様とのこと。通されたリビングでお話を伺っていましたが、肝心のお母様の姿はなく、私はサンプル機を誰に渡そうか戸惑っていました。「今日は試されますか?」とお聞きしたところ「是非ぜひ、こちらにどうぞ」と案内されたすぐ隣のお部屋で、お母様はベッドに横になっていらっしゃいました。お宅にあがる際、あまり見かけない手すりのような室内設備を至る所で見かけたので合点がいきました。お母様は寝たきりで自力で起き上がれない要介護の状態でした。
聴こえないのがストレスで
K様がベッドを起こすとお母様の肩に顔を近づけて「これから!聴こえがよくなる!機械を試すよ!」「正直に!感想言ってよ!」と大きな声でお話されたのです。私は驚きながらもお母様にEstusをつけると、少し離れたところからお声がけしても声が聞こえるようでした。お母様がびっくりして目を見開いた表情は忘れられません。
「ホントにもう限界でした」「毎日話すのが辛くて疲れ果てていました」「小さい機械をつけさせて探すことを思うともう無理で」と、帰り際にK様がお話しくださった日々のご心労をお聞きし、Estusでご家族の心を救うことができるのかもしれないと、可能性を感じさせていただいた貴重な体験となりました。
何気ない会話の大切さ
我々は日頃、身近な家族に対して何気ない言葉のやり取りの中で、お互いの感情や意思を送り合っているのだと思います。そのどちらか一方が言葉を受け取れなくなると、必要不可欠なことだけを何とか伝えるという、ストレスのかかる作業になってしまうのかもしれません。「おはよう」「おなかへった」「あついね」そんなちょっとした会話が、皆さんの日常に戻ることを願ってEstusの販売をしています。